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西オーストラリア州教育制度

西オーストラリアは、質の高い教育レベルで、若くて進歩的な州です。現在、西オーストラリア政府の予算の20%は、教育とトレーニングに使われています。西オーストラリア州には、小中高あわせて768の公立校と302の私立校があります。(2010年調査)

初等教育(Year 1― 6)は、知識とスキルを統合しています。8つの分野:数学、科学、英語、社会と環境、保健体育、芸術、テクノロジーとエンタープライズ、第二外国語を履修します。学習プログラムは、包括的で、学生の知力、道徳的、社会的、身体的な発達を考慮しつつ、高い水準の読み書きと数量的思考能力の習得に力を入れています。

中等教育(Year 7― 10)は、初等教育での学習を維持しつつ、8つの学習分野を包括的に学習し、知識やスキルの発達に力をいれています。学生の自立と仲間同士の適応も評価の対象となります。

高等教育(Year 11― 12)での最終学年は、大学または専門学校入学、あるいは就職するための十分な知識や技術を確実に取得できるような広範囲にわたるプログラムを履修します。最終学年には、西オーストラリアの高等教育修了書(WACE)取得の準備に入り、選択科目をより深く勉強し追求していきます。

高等教育後の進学

11、12年生を履修している地元西オーストラリアの学生の88%以上は、WACE試験過程(パスウエイ)に進みます。各学校によって状況は異なりますが、基本的に52のコースから科目を選ぶことができます。11、12年生では、興味や将来の進路によって、プログラムを選びます。大学に行きたいYear12の学生は、WACE試験を受けます。

教育課程審議会は、WACE試験を開催します。全州の学生は、同じ日の同時刻に一斉試験を受け、採点は外部の試験採点官によって、公平に行われます。WACE試験は、11月の初めに行われ、結果は、12月の後半に発表されます。
学校での査定点数(50%)と最終試験の点数(50%)が、大学入学ランク(TER)を計算するのに必要なスコアの計算に使われます。大学は、TERでオーストラリア全体の学生を比較し、大学サービスセンター(TISC)によって、どの大学に入学ができるかが決められます。

TERは、他の州の大学入学申請にも適用できます。クイーンズランド以外のオーストラリア全州において、学生ランキングは同じ尺度です。西オーストラリアの学生は、他州の大学に入学できるほか、TERは、国際的にも認められていますので、以下の国の大学にも入学できます。

• Austria オースリア
• Canada カナダ
• Germany ドイツ
• Hong Kong 香港
• China 中国
• Korea 韓国
• Indonesia インドネシア
• Ireland アイルランド
• Malaysia マレーシア
• New Zealand ニュージーランド
• Singapore シンガポール
• South Africa 南アフリカ
• United Kingdom イギリス
• USA アメリカ

パースのスクールライフ

オーストラリアの教育は、生徒自身が体験し、その体験を通して自分で考えることや結果そのものよりそのプロセスをとても重視しています。生徒各々の個性を尊重し、創造性を引き出すような教育法がとられています。

日本のように中学・高校と分かれておらず、一般的に中・高を合わせて「ハイスクールまたはシニアスクール」と呼んでいます。ハイスクールは7年生(Year 7)から12年生(Year 12)までの5年間です。

教室

生徒は教科毎に教室を移動します。日本の中学のように同じ教室に異なる教科の先生が来てくれるのではなく、各教科毎に教室が決められていて、先生はその教室だけを使用しますので、生徒が時限毎に教室間を移動します。授業中以外は生徒は教室には入れません。休み時間や昼食時は、中庭等の教室の外で過ごします。

ランチ・リセス

学校ではRecessと呼ばれる午前中の休憩時間(約20分)があり、午後の昼食時間は30~45分ほどです。Recessの時間に生徒達は小さなスナッ ク菓子、ビスケット、果物、飲み物などを食べます。Canteenとよばれる売店があり、RecessとLunchの時間のみオープンし、食べ物や飲み物などを買うことができます。食事は屋外の決められた場所でとるのが通常です。

学校の成績

日本では、中間テスト・期末テストで成績が決まることが多いですが、オーストラリアでは数回のテストに加えて、日々の授業態度・出席率・課題の提出(期限を守ったか・課題の中身はきちんと要求されたものを答えているか)なども大きく影響します。課題をおろそかにするとテストでいい点をとっても、思うような成績が残らないことがありますので十分に気をつけましょう。課題の期限を守らない、課題の未提出は大きく結果に響きます。課題を提出せずにそのまま逃げようとしても出来ません。過去の生徒さんでは卒業式の後で学校に通い、どうにか課題を提出して特別に卒業をさせてもらった生徒さんもいます。また、質問などある場合は先生にどんどん聞くと、先生も協力的に助けてくれますし、積極的な態度が認められて成績にもいい影響がでる可能性がありますので遠慮せずにどんどん質問しましょう。

クラブ活動

学校に放課後の部活や、クラブ活動というものはありません。生徒によっては地域のコミュニティで運営されているスポーツ活動に参加する生徒もいます。スポーツで盛んなものは、水泳、ネットボール、サッカー、フットボール、バスケットボールなどとなります。種目によってはシーズンがあり、入会はシーズン開始時のみの場合が多いです。

時間割例

08:30 登校 (School Start)
08:30 – 08:40 ホームルーム
08:40 – 10:10 授業(1時限は40 – 60分)
10:10 – 10:30 休み時間 (Recess)
10:30 – 12:30 授業
12:30 – 13:15 昼休み (Lunch Break)
13:15 – 15:00 授業
15:05 下校 (School Finish)

*学校によって若干異なります

 

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